どうもどうも!ダイチです!
最近とても暑いですね〜
スタジオに行くのにも億劫ですw

さてさて、今回は前回チューニングセットを先生に見せた結果をご報告していきたいと思います。
また改善点も書いていきたいと思います。


◎結果発表
Drums_02

はい!
前回チューニングしたPearlのClassic Mapleの10'、12'、14'、16'です!
音程は、A4→E4→B3→F3#でチューニングしました。
結果は、まぁまぁの評価でした。
表面のチューニングは基本的に問題がなかったです。
問題だったのは、やはり14'でした。
それでは、14'のことを踏まえた改善点を紹介します。


◎改善点

1.14'と16'の音程
14'と16'の音程が少しズレていました。
具体的に言うと半音程低くなっていました。
次はもう少し裏面を張っていきます。
ちなみに10'と12'の音程は完璧でした。

2.14'の表面
14'の一部分だけ少し緩くなっていました。
そこだけ少し張っていたら完璧でした。

3.14'の減衰音
前回も言いましたが、14'の倍音がミュートすれどもすれども全く抑えられなかったんです。
ずっとホワン、ホワンと鳴ってるんです。
師匠にも案の定ダメ出しを喰らいました。
これ以上改善の仕方が分からなかったので、師匠に聞いてみた所いくつかの改善点を説明されました。
それについて説明していきます。

①14'のヘルツ
今回使用した14'のヘルツが反響しやすいヘルツらしいです。
これは音程を変えるしかないそうです。

②シンバルなどの配置を変える
現状の配置だと、14'の上にライドシンバルが少し重なっています。
この配置だと14'を叩いた際に、ライドシンバルに音が跳ね返り反響しているとのことです。
なので、ライドシンバルの位置を変更することによって、反響を無くすことができます。
また、今回はライドシンバルに反響していましたが、タムの配置によってはタム類にも反響することがあります。
その際には反響しない場所にはけるべきです。

③絨毯を変える
今回敷いてるのはプロラケットの絨毯ですが、この絨毯だと編み込み方法や硬さなどによって、音が跳ね返ってしまうらしいです。
つまり、14'を叩くと地面に当たって戻って、その音が次に来る音に対して当たって反響するわけです。
では、どのような絨毯すべきかと言いますと、ペルシャ絨毯のようなしっかりと編み込まれた厚手の物が良いそうです。
なぜしっかりと編み込まれた厚手の物が良いかと言いますと、しっかりと編み込まれた厚手の物だと音を分散・吸収してくれるからだそうです。
言われてみれば、プロの方が敷いている物はペルシャ絨毯などが多いように感じます。
今まで見た目が良いというだけで敷いているのかと思ってましたが、しっかり理由があったんですねw

④ヘッドを変える
14'の表裏のヘッドが駄目になっていたんです。
恐らくこれが1番の原因だと思います。
表面はREMOのクリアのピンストライプで、裏面はREMOのクリアのアンバサダーを使用していました。
表面のピンストライプは、ダブルフィルム仕様でフィルムの間にオイルが入っているんです。
しかし、確認するとオイルが乾燥して、駄目になっていました。
それは上手く鳴らないわけです。
裏面に関しては、張替えの段階で失敗していたそうです。
師匠はいつも裏面のヘッドを張り替える際に、シェルの縁にヘッドがきちんと当たるようにドライヤーを使って、ヘッドを変形させていたそうです。
これをやる理由としては、縁にきちんと当たっていないと音がちゃんと鳴ってくれないからです。
縁に当たらずヘッドが浮いていると、浮いている隙間に音が入り反響し、トランポリン現象が起こります。
トランポリン現象とは、ホワン、ホワンといった音が鳴って、音が減衰しない現象です。
新品のシェル(全く歪みのない状態)でない限り、シェルの縁にヘッドがきちんと当たらないそうです。
ということで師匠がドライヤーを使って裏面を張っていたらしいのですが、今回は失敗をしていたそうです。(片手間でやっていたら失敗したらしい…)
そして、失敗していたことを忘れていたそうですw


◎感想
いかがだったでしょうか?
今回はなかなか的確にアドバイスされました。
いや〜、本当にためになりますw
アドバイスの後、チューニングし直した所、このセットでの合格を頂きました!(14'に関しては暫定的にOKを頂きましたw)
ということで、次は8'のタムを追加したセットに挑戦してみたいと思います!

それでは今回はこれにて!
2018/07/27(金) 03:49 チューニング PERMALINK COM(0)

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